テレパシー133日:兄祭後編 | デュシャンの子供たち

テレパシー133日:兄祭後編

兄祭後編です。前半戦はたれ兄さんが送信者、後半戦は受信者として参加していただきます。たれ兄さんに一人送信者を選んでもらい、全員で受信をするパターンです。
栄えある送信者に指名されたのは金木犀君です。デュシャンを閲覧していただいて、金木犀君が一番面白いということが指名の理由です。そしてたれ兄さんはフランス生活が長いのか、「漢字の人」と仰いました。お兄さん、「金木犀」は「きんもくせい」と読みます。秋に美しく薫り高い花を咲かせる木です。

ではまず、一番上の金木犀君の元画像をご覧ください。

金木犀君のコメント。
「ご指名いただき、誠に光栄♪と張りきって描いてはみたものの、おもしろくない絵でごめんなさいっ。きょう買ったばかりの本の表紙に、ヌメ革のシンプルな靴がぴょこんと載っておりました。これならわたしの変な足も包んでくれそう、とうきうきしたので題材に採用♪思わず足を突っ込みたくなるナチュラルさ、なのに絵が下手で、うまく表現できないのが悔しいです。あーんあーん」


金木犀君、靴上手ですよ。しかし金木犀君のゲージツ性が爆発するのは受信時なので、普通にいい絵になってしまい残念です(笑)いや、それでいいのです、決してウケル絵を描かないといけない、という集まりではありません。あくまでテレパシーという科学的な実験ですから。ってあまり説得力なくなってきてますが・・・

ではまず、たれ兄さん単独です。

たれ兄さんのコメント。
「金木犀をキムと読んだ兄。
兄:公園の時計が見えましたのこと」

お、お兄さん!確かに読めます!キム、モクセー。外国人ぽいです!ソン、ゴクーのようです!金木犀君はスーパーサイヤ人かもしれません。そうか、それですぐにウチュウに行きたがるのですね・・・

そしてお兄さん、この公園日本ぽくないです、素敵ですね。北海道辺りの時計塔もこんなのありましたが。金木犀君の描きたかった靴はこういうムードに合うのかもしれませんね。

ではチュウジンズレギュラーメンバー。

まずエミリオ。
「すみません、たまたま今日ニュース見ようとテレビつけたらペンギンが写っててあまりにかわいくてつい。おなかに子供を抱っこするのはコウテイペンギンだそうで、頭にこんな毛は生えてませんがつい描きたくなりました。そしてハニワのような顔のついたサボテンが見え気持ち悪かったので顔は描きませんでした。」

コウテイペンギンは南極の氷の張る海で棲息しているのですが・・・。しかしガラパゴスなどの暖かい地域のペンギンは南極から海流に乗って来たという説もありますしサボテンのある地域にも適応するかも・・・しないか。

まるで当たっていませんが金木犀君が飼っているサボテンブラザースがひょいと覗き込んだのかもしれませんね。

ではあかんたれ君。

「スイサイ鍋でふ」

それはあかんたれ君の今夜のごはんじゃないですか(笑)はじめてここを読まれた人のために説明しますと、あかんたれ君はかつてイタリアンの店で「水菜と牡蠣のグラタン」を「スイサイとカキのグラタン食べたいでふ~」と言いました。何かわからずに食べようとしていたようです。その後チュウジンズがするオナベは必ずスイサイを入れるという慣わしが生まれました。今夜は前世で双子だったサゲ君(仮名)とたれ兄さんと3人仲良くお鍋でよかったですね。行動パパが心配しているけどこうやって沢山ごはんが食べれてよかったです。こういう絵を描く時あかんたれ君は幸せなごはんを食べた時だからです。体に美味しくて心にも美味しかった時、いつもあかんたれ君は食べたものの絵を描いています。全然受信できてませんがよかったなと思いましたよ。



では仮性イチゴ君。

「指名はてっきりわたくひだと思っておりまひた。
眠い目こすってがんばったかいなくはずれまいた。
甲子園の土持って帰りまぷ。
…いやいやそでなくして漢字の人金木犀くんからの電波ぁん。
なでか線しかみえまへんでいた。あり?」

あはは、イチゴ君指名されなくて残念でしたね。イチゴが片仮名でなく苺だったら運命が変わっていたかもしれませんよ。「仮性苺」を「カ、セイボ」と読んでもらえ・・・ないか(笑)そして線しか受信できなかった。エミリオとは少々被ってるんですけどね。心配しなくても全員力いっぱいはずれています。なぜでしょう。やはり金木犀君の画像は一度ウチュウ経由でないと受信が難しいのかもしれませんよ!と、こういうコメントを書いておくと金木犀君が「あーんあーん、ちゃんと送信できなくてごめんなさい。」と言うのに10ペソ!

ところであかんたれ君はその後私達の正体をたれ兄さんにちゃんとお話したのでしょうか?相手が誰かもわからないまま弟かわいさに承諾いただき本当に情に厚いお兄様ですね。でもこれ読んだら誰が誰か察しがついてるかもしれませんね。全員お兄さんの知っている人だったんですが。そして隠すつもりは全くありませんでした、あかんたれ君がどういうわけか我々の身元を隠さなくてはと思ったようです。この辺のあかんたれ君の思考パターンが未だに読めないエミリオです・・・(笑)我々が自分と同じく電波な人だと思われてはイケナイ!と心配してくれたのかもしれませんね。

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